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まっくろネリノ 

団子だったのにメロ部屋に行ったら、月見団子がウサギになってる。満月?あー、もうすぐやっと雨が止むんですねー。久し振りに月とか見れっかな。
来週の芋掘りに備えて、長靴を買いに行かなきゃ!長靴なんて小学生以来だぁー。どんなのがいいかなぁー。黒だと魚屋さんみたいだから、ピンクがいいかに。次男のはアンパンマンのでいいね。それから軍手もいるわね。
満月の中のうさぎが動いててカワイイの新しいタウンページを届けにきたオジチャンに『古いのを回収したい』と言われたが、次男がビリビリにして捨てたので、無いことを伝えた。なのに翌日、またやって来た。『ありましたか?』と。昨日ないのに今日あるわけないじゃん。オジちゃん、ごめんね。来年はちゃんと、とっとくからね。
二男がキャベツのことを『えたす(レタス)』と言うが、そういえば私も子供の頃、よく間違えてたな。蟹江敬三さんと永塚京三さんもわかり難いよなぁ。

まっくろネリノまっくろネリノ
世界の絵本
作:ヘルガ=ガルラー
訳:矢川澄子
出版社:偕成社
初版年月日:1973/01
サイズ(cm): 25 x 23
対象年齢:3・4歳から
オーストリア児童文学賞・児童福祉審議会特別推薦

ぼくの なまえは まっくろネリノ。
ぼくの かぞくは、とうさんと かあさん、
それから にいさんが よにん。ぼくは こんなに まっくろくろだろ、
くらやみならば だれにも みえやしない。(本文より)

真っ黒だからという理由で、ネリノは色んな色のキレイな兄さん達から仲間はずれ。いつも一人ぼっちでじっとしています。夜、皆が眠ってからも木のてっぺんで、悲しいなぁって考えています(ノД`)どうすればキレイな色になれるか悩んでいます。
ところが大変!兄さん達が行方不明に…

矢川澄子さんがガルラーさんのことを『どれもごく単純で、ちょっぴりさびしくて、しみじみとしたところがあって、いかにも女のひとらしい、細やかな心づかいをしのばせるものばかり』(下記)と仰ってますが、そう!その通りなんですよね。惹かれるところがたくさんなので、この作品にファンが多いのも納得です。
私は色の塗り方が大好きで、表紙もステキですが、特に後ろの方の月ページが気にっています。二男は『ネリノ』という名前がまだ言えないようで、何度もきいてきます。うーん、言い辛そうかも。

◆ヘルガ=ガルラー
この絵本を書いたヘルガ=ガルラーさんは、1939年オーストリアのウィーンに生まれた、大変綺麗なお姉さんです。本職はデザイナーで美術工芸学校を出た後、イタリアで暮らしたりアメリカへ渡ったりして、織物や室内装飾や映画のアニメーションの仕事などに幅広く活躍しています。
『まっくろネリノ』は1968年にかかれた、ガルラーさんのはじめての絵本で、その年のオーストリアの子供の本の最優秀賞に選ばれました。
その後の作品としては、『二人の星どろぼう』『銀の王子さま』『にこにこちゃんといやいやちゃん』などがありますが、絵といい、お話といい、ガルラーさんの作品は、どれもごく単純で、ちょっぴりさびしくて、しみじみとしたところがあって、いかにも女のひとらしい、細やかな心づかいをしのばせるものばかりです。(矢川 澄子)

◆矢川 澄子
東京大学文学部美術史学科中退。著書に、詩集『ことばの国のアリス』、絵本の訳に『おばけりんご』『ねずみのティモシー』『わにくん』等。2002年没。


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ブックマークに追加する [ 2006/10/06 20:33 ] 本・絵本 | CM(8) | TB(0)